通販で届くれんこんは大丈夫?収穫後「3日間」車に放置して鮮度を検証してみた【岩国れんこん農家の実験】
こんにちは!岩国れんこん農家の「蓮根屋あゆみ」です。
12月に入り、お歳暮や年末年始の準備で岩国れんこんの出荷も最盛期を迎えています。
全国のお客様へ通販でお届けする機会も増えますが、たまにこんなご質問をいただくことがあります。
「遠方だと届くまでに数日かかるけど、鮮度は大丈夫?」
「暖房の効いた部屋や、配送中のトラックで傷んだりしない?」
そこで今回、お客様の不安を解消するために、配送期間を想定した体を張った(れんこんを張った?)実験をしてみました!
その内容はズバリ、「12月の収穫後に箱詰めしたれんこんを、3日間車の中に放置する」というもの。
果たして、れんこんの鮮度は保たれるのでしょうか?写真付きで検証レポートします!
【1日目】12月の朝、収穫したてのれんこんを箱詰め
実験スタートです。12月の冷え込みの中、畑で収穫したばかりの岩国れんこんを梱包します。

箱の中身はどうなっているかというと…。

蓮根屋あゆみでは、「泥付き」の状態でお届けしています。この泥が天然の保湿パックの役割を果たし、冬の乾燥からもれんこんを守ってくれます。
この状態でフタをして、配送トラックの荷台を想定し、私の車の中に3日間置いておきました。
【3日後】運命の開封!見た目はどう変わった?
3日が経過しました。ドキドキしながら箱を開け、キッチンに並べてみました。

表面の泥は少し乾いているように見えますが、れんこん自体に傷みは見当たりません。
では、いよいよ泥を落としてみましょう。タワシで優しくこすり洗いします。

驚きの白さ!泥のパワーを実感
泥を洗い流したれんこんがこちらです!

見てください、この白さ!3日間放置したとは思えないほど、肌がツヤツヤしています。乾燥してシワシワになったり、黒く変色したりしている部分は全くありません。
念のため、包丁で切って中身も確認してみます。

断面もこの通り、真っ白です!包丁を入れた瞬間、「スパッ」と心地よい音がして、水分が溢れてきました。鮮度はバッチリ保たれています。
やはり、「泥付き」の保水力はすごいですね。
いざ実食!味と食感は?
見た目は完璧でしたが、肝心の味はどうでしょうか?下味をつけて揚げて食べてみることにしました。

厚めにスライスしましたが、サクサクと良い音で切れます。

ビニール袋に入れて、醤油、みりん、マヨ、にんにくで下味をつけます。
フライパンでこんがりと揚げて、完成したのがこちらです!

熱々を食べてみると…
「シャキシャキ!もちもち!」
収穫したてと全く変わらない、岩国れんこん特有の素晴らしい食感です!噛むほどに甘みも感じられ、とっても美味しくいただきました。
【結論】岩国れんこんは通販でも安心です!
今回の実験で、「泥付きのまま適切に梱包すれば、3日経っても鮮度・味ともに抜群の状態が保たれる」ということが証明されました。
12月の寒い時期ですので、配送中もクール便のような環境が保たれやすく、より一層鮮度が維持されやすい季節でもあります。
お歳暮や冬のギフトとして、北海道から沖縄まで日本全国どこへお届けする場合でも、まるで畑から掘りたてのような美味しさを味わっていただけます。
どうぞ安心してお買い求めくださいね。
\ 旬の美味しさを産地直送でお届け /

